2026/04/20
今週から中3生の国語特訓が始まりました。昨年同様,金曜日の2クラスは鈴木智久先生が担当。土曜の1クラスは私(大田)が担当いたします。ということで,クラスによっては私が数社国の3科目を担当するという・・・責任重大(朝の「ひとり部活」中の事故やケガに注意せんと)。
現在,現高1生卒塾生から入試当日の点数を教えてもらっています。ご協力ありがとうございます。国語の県全体の平均点が高かったということもありますが,点数開示の結果を見ると国語の点数が高い生徒が多いです。国語特訓〔原因〕⇒入試の国語の得点〔結果〕という因果関係を証明することはできませんが,相関関係はあるのではないかと感じています。
昨年の4月の段階〔春テストの結果など〕と入試結果を比較すると,国語の点数が伸びている生徒が多いことから,相関はあるのでは?と感じています。もちろん,生徒の皆さんの努力の成果なのですが,1年間の「国語特訓」も結果に影響を与えていると思います。
土曜日の授業では,小説の問題演習と解説を行いました。やっているのは,”国語”の授業ではなく,”受験のための国語”の授業です。テストで点数を取るためにはどうすればいいのかを話しています。
点数を取るためには,出題者・問題作成者が,何を聞いているのか,どのように答えてほしいのか,あなたのどんな力を試したいのかを把握しないといけないと感じています。今までとは発想の転換をしていかないといけない。
たとえば・・・
たとえば,「悲しい」という心情があったとして,直接的に「悲しい」とは書いてあることは少ない。比喩を使ったり,登場人物のしぐさや動作,行動などでそれを読者に伝えようとする。場合によっては天候や景色で伝えようとする場合もある。
ドラマや漫画だってそうですよね。悲しいときに悲しいって直接的に言ったり書いたりしても,観る側・読む側に共感してもらえない。何の感動もない。登場人物のちょっとしたしぐさや視線,表情などから心情を読み取って,”ああ,めっちゃわかる,伝わる,自分と同じだ”ってなることが多い。
ドラマを観ていて,ほんのちょっとした動きで観る側に多くのことを伝えることができる役者さんを見ると,「この役者さんは演技力が高いなあ」と私は感じます。(演劇に関してはシロウトなのでツッコミ入れんでくださいね(笑))
で,文章の場合もおんなじで,表現を”工夫”することで読む側に伝えたい,共感してもらいたいと小説の作者は思っているはずです。それがちゃんと読み取れてるの?と問題の作成者は,テストを受ける人に問うていると私は考えます。
作者は読者に伝えるためにどんな”工夫”をしているのか? 。 問題作成者はその”工夫”がわかっているのかわれわれにどのように聞いているのか?。そういう発想で問題にアプローチしていく必要があると思います。
そんなことを1回だけ言ったところで伝わるわきゃない。だから,1年かけて少しずつ定着していくように授業をしていきます。
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