2026/04/16
3月初旬に行われた公立高校入試の点数開示の結果がとても気になります。気になるだけではなくて,次の受験生のための目安・目標ともなります。
月曜日に2人の卒塾生が高校入試の点数開示の結果を持って北浜校に来てくれました。2人とも浜工に合格した生徒。
「わざわざ校舎まで持ってきてくれたの,ありがとうね」
ただ,来てくれたのはちょうど授業と授業の間。次の授業に入らないといけないので,せっかく来てくれたのに,たったの5分くらいしか話ができませんでした。(浜工の給食のメニューしか聞けてねえ)
「せっかく来てくれたのに,少ししか話ができなくてごめんね。」その場でも伝えましたが,この場でも謝ります。
昨年末のことです。北浜校受験生全員の,直近の模擬試験の偏差値を確認しました。5科目の中で,社会の偏差値が最も低い生徒を探しました。
ワイの担当科目が〔高校合格に向けて〕足を引っ張っとるやんけぇぇぇぇ~~~ということに〔その時点では〕なってしまっていた生徒をピックアップしました。
それらの生徒に声をかけました。「講習の後,1時間ほど〔塾に〕残れんけ?」「〇曜日の〇時から時間が空いてるんで来ない?」などと話しました。なんとか時間を作って何回か少人数で特別授業をしました。問題演習をして,疑問点に対してとことん答えていきました。話の流れがわかっていないところはイチから説明。
月曜日に北浜校を訪ねてくれたのは,その特別授業をした生徒のうちの2人。入試の点数を見てびっくり。一人は,5科目の中で社会の点数が最も高い点数でした。もう一人は,社会の点数が40点〔50点満点〕でした。(公表された県全体の入試結果の資料によると,社会の平均点は31.6点で,これは5科目の中では平均点が高い順に3番目。)
昨年末,模試の偏差値を見て,両肩の上に象でも乗っているのか!?という思い〔重い?〕を感じていたのが,合格したことを知って肩の荷が下りたように感じ,月曜に実際の得点を聞いて,肩甲骨の可動域が広がったような心地がしました。
二人の生徒が私に言ってくれたのは「先生のおかげで社会の点数が取れました」ということ。ありがとうね。
そう言ってくれた生徒の心は信じます。
ただ,”先生のおかげ”という部分は疑う。疑うというか,本当にそうなのかを証明するのは難しいんです。特別に授業をしたことで,生徒のどういう知識が新しく増え,何ができるようになり,それが入試当日のテストにどのように反映されたのか,ということは,答案そのものが返却されるわけではありませんので確かめようがありません。
だから,因果関係(原因と結果の関係)があるかどうかわかりません。生徒の点数が取れていたからといって,こちらがいい気になることはない。「オメー,生徒の入試得点を聞いて,いい気になってたなッ!」(『ジョジョの奇妙な冒険』 第4部より)ということにはなりません。
ただ,”先生のおかげ”と言ってくれた生徒の心は信じる。信じるからこそ,この仕事を頑張っていけます。そして,本当に私のおかげなの?と疑うことによって,「このままでいいや」と慢心する(いい気になってたなッ!となる)ことなく,これからの授業や受験指導を改善していくことができると思います。
そのため半分は信じて半分は疑う。
決して,” 傷つかないための予防線を微妙なニュアンスで示そうとしている ”(ミスチル『しるし』より)わけではありません。
Copyright(C) 桐光学院. All rights reserved.