北浜校ブログ

2026/06/27

心中の賊  大田

王陽明の言葉

中学生の歴史の教科書には,大塩平八郎の乱に関する内容が掲載されています。ただ,大塩平八郎が陽明学という学問を教えていたということは,教科書によって書かれていたり書かれていなかったりします。

陽明学を始めたのは王陽明という中国〔明の時代〕の学者・思想家。しかも,天才的な軍略家で各地の反乱鎮圧で圧倒的な勝利を挙げた人物です。

この文武両道の人物が次のような言葉を残しています。

「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」

山の中にいる賊に勝つことよりも,自分の心の中にいる”賊”に勝つことの方が難しい,という感じの意味です。

心の中の”賊”ってなんでしょう。

行動の分類

自分の日常の行動を単純化して上の表のように4つに分類しました。

私を含めて,上の表の①や④で困る人はいないでしょう。①はどんどんやりゃあええ,誰も止めないよ。④はやらなきゃええわけです。

表の②をなかなかやれない,③が始まると止まらない,もうどうすることもできないっていうのは,一種の心の中の”賊”なんじゃないかと私は思います。

例えば,私の場合③に当てはまるものの1つは,動画サイトを観ること。動画サイト自体は悪くはありません。ただ,私の場合は観るのを始めたら,もう止まらない。自分自身にストップをかけるのにかなりのパワーが要る。そして,本来ならもっと別の有益なことができたはずの時間をまったくの無駄な時間にしてしまう。

上の表の②に当てはまるのが「勉強」で,③に当てはまるのが「勉強時間を減らす様々なもの」という生徒が多いのではないでしょうか。

本当に心中の賊に勝つのは難しい。

トリガー

上の表の②を少しでも多く①にすることが人生は豊かになるでしょう。③が発動しないためにいろいろと工夫をしていけば,時間に追われることも少なくなるでしょう。

表の③の場合,心の中の”賊”に勝つのは難しいので,自分の行動を振り返って,動画にドハマりすることのきっかけ〔ひきがね・トリガー〕は何だったのかを考えます。そのきっかけのきっかけは何だったのかも考えます。

そして,そのトリガー〔きっかけ〕につながるようなことはできるだけ避けるようにしています。

そういう工夫をすれば,少しはマシになります。

一方,上の表の②を実行に移すためには,きっかけ・トリガーを作る必要があります。

何がトリガーになるのか人によって違いますので,いろいろと試しながら自分に合ったトリガーを探していく必要があると思います。

例えば,私の場合は,毎朝 運動を続けていくために,前日の夜に服を用意しておくようにしています。朝起きたらすぐに着替えることをトリガー・ルーティンにしています。それを続けていったら,だんだんと②が①になっていきました。

蛇足〔ワタクシゴト〕

で,昨日も今日も雨だか汗だかわからないくらいに濡れながら,雨の中,屋外を7㎞ほど走ってまいりました。

(GORE-TEX仕様のランニングシューズを持っているから大丈夫や・・・?)

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