北浜校ブログ

2023/05/23

軽い気持ちで始めてみよう  大田

校長先生の長い話

私が通った中学校では,月曜日の朝は全体朝礼から始まりました。

全員が体育館に集まって朝礼。朝礼の最後の方で校長先生のお話。

長い!!!

怒られたくないので,姿勢はちゃんとしていましたが,たいていの場合は頭の中では別のことを考えていました。今 考えると大変失礼だったと反省しております。

けれども,しっかり話の内容を聴いていた時もあります。「なんか心に響くわ」って感じで今でも覚えているお話もあります。

「三日坊主」上等

覚えているお話の1つを書きますね。

  • 「三日坊主」とは厳しい修行に耐えられず,三日で修行を辞めてしまうお坊さんのこと
  • そこから,長続きしないことをバカにして言うときに使う言葉として使われる
  • けれども,三日坊主は悪いことではない
  • 三日で辞めてしまったら,次の日にまた三日坊主を始めればいい
  • そしてまた三日で辞めてしまったら,また次の日から三日坊主を始めればいい
  • それを繰り返すと人生の4分の3は「やっている」ことになるのだから

なるほど! この発想の転換はおもしろいですね。

◯◯◯☓ ◯◯◯☓ ◯◯◯☓・・・・ 確かに4分の3 やってますね

スタートするときに負荷がかかる

何をするにもスタートするときには大きな負荷がかかります。例えば,自転車。こぎ出す時のペダルは重いけれど,車輪が動き出せばペダルは軽くなる。

勉強も同じ。やり始めるまでに時間がかかることが多いのではないでしょうか。やらにゃいかんことはわかっているのだけれど,なかなか取り掛かれない。やらなきゃならないことがこんなにもあるのか,などと考え始めると気が重くなる。気が重くなるからスタートできない。最初のペダルが重すぎてこぎたくなくなる。そんなときには

軽い気持ちで とりあえず始めたらどうです?

たとえ三日坊主になってもかまわないので

自宅で仕事をしていて,どうしてもやる気が起こらない時に,私は「10分ルール」を使っています。自分自身と取り引きをしています。

10分だけやってみよう,10分経過したら辞めてもいいから。

軽い気持ちで始める

5分ももたないときや本当に10分で辞めてしまう場合もあります。

知らない間に数時間やっていたこともあります。

たとえ5分で終わってしまってもやらないよりもやった方がマシです。

やる前から先のことを考えすぎると気が重くなる。気が重くなるからなかなか始められない。自転車のペダルをこぎ始められない。こぎ始めないから先に進まない。やるべきことが減らずに増える。やるべきことが増えて気が重くなる。気が重くなってますます始められなくなる。という悪循環。

三日坊主でもかまわんよ。10分で辞めていいよ。こういう軽いノリも大切なのかもしれませんね。

自宅だとなかなか勉強ができないという人は,軽いノリで塾に自主勉に来てみたらどうでしょう。

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