北浜校ブログ

2024/04/24

中1個別〔覚えるのは大変 〕 大田

言葉とイメージのリンク

中1の個別授業は5月にある桐光模試の対策。小学校の頃に習った歴史の復習。

中学で本格的に歴史を習う前に,今のうちに復習しておきたいところを進めました。どうせやるならしっかりおぼえてもらいたい。その場だけの短期記憶で終わらないようにしたい。

しっかり覚えるとはどういうことか。

例えば,「弥生時代」という文字を見て頭の中に何が浮かぶのか。「弥生時代」という文字と「yayoijidai」という音声しか浮かばなかったら覚えるのは難しい。

そういう状態で”とにかく覚えなさい!”と指示して覚えたとしても,それはただの短期記憶になりがちです。

そのようなことを考えて,個別授業用のプリントに画像〔写真・絵・図〕をたくさんいれておきました。画像やイメージと語句を頭の中でリンクさせることで記憶を定着させるためです。

『「弥生時代」という言葉を見たり聞いたりしたら,この絵や写真を頭に思い浮かべてね』という感じで。

クリカエース

イメージと言葉がリンクできたら,それをさらに定着させるために必要なのが”繰り返す”ということです。

ときどき生徒に冗談を言うことがあります。「成績がよくなる薬(合法)がありますよ。”クリカエース”っていう名前の薬なんですけどね」と。

個別授業のプリントには似たような問題をたくさん入れてあります。少しずつ問題の内容を変えて何度も繰り返すことができるように作ってあります。

”覚える”ではなく”覚えた”

中1の個別授業はこんな感じで進めています。

「覚えるために〇〇をしなさい」とか「こうやって覚えなさい」と口で説明するよりも「こうやったら覚えた」という経験をしてもらいたい。それが今後の勉強に役に立つと思っています。

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