2023/05/31
中1生はクラス分けテストがあり,28日の日曜日には実力確認テストがありました。
テストの連続で大変だったと思います。
テストがあるたびに思います。
「検査をしただけで痛みがなくなるのか?」と
例えば身体のどこかが痛い場合。病院に行く。検査を受ける。結果が出る。結果を見る。この後に何もしなかったら,痛いのが治るはずはない。
テストと勉強の関係もこれと同じかも。テストを受ける。結果が出る。結果を見る。やったぁ~ or あ~あ。その後に何もしなかったら,テストの点数が上がるはずはない。テストをやってた時間が無駄になりかねない。
テストを受けたら結果が出ます。
いろいろと感じることはあるでしょう。特に中1生の場合は慣れていませんからね。
結果は大切です。直視しなければいけません。
直視しなければいけませんが,いつまでもそれにとらわれていてはいけない。もうそれは過去のことなんだから。
いくら頑張っても過去は変えられない。けれども未来なら変えられる。
その未来を変えるために,今回のテストでできていなかったところを見直して次のテストに向けて努力する。
次に向けて頑張ろうとする気持ちとともに,今回の「過程と結果」を振り返ることも大切です。
(過程)あまり勉強をしなかった ⇒ (結果)テストの結果がよくなかった
当たり前ですよね。今回のことを反省して次はテストに向けて勉強をしましょうよ。
(過程)あまり勉強をしなかった ⇒ (結果)テストの結果がよかった
今までの「貯金」があるのでしょうね。「貯金」をさらに増やすために頑張りましょう。「勉強って,テストって,この程度のものなのか」という感じになって気を抜かないようにね。
(過程)自分なりに勉強をした ⇒ (結果)テストの結果がよくなかった。
頑張ったことは素晴らしい。ただ,勉強の仕方を変えないといけない。勉強の精度を上げていかないといけない。そのための1つの方法を説明会でお話ししましたね。
(過程)自分なりに勉強をした ⇒ (結果)テストの結果がよかった。
この姿勢を継続していきましょう。
日曜日にやった中1実力確認テストを月曜日に採点し,月曜日に返却しました。
何人かに声をかけました。
テストの点数が9割とか満点とかだったら当然個人的にほめます。
そこまでの点数でなくてもほめることがあります。
クラス分けテストのときに解けていなかったこのタイプの問題が,今回はできてたね。しっかり勉強してきたのがよくわかりました。この調子で少しずつ頑張っていこうね。
テストを実施すると結果がでます。結果も大切。けれども結果だけに注目すると見落としてしまうこともあります。
生徒にも点数に至るまでの「過程」を見てもらわないといけないですし,私も生徒の「過程」に目を向けないといかんわなぁと思っています。
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