北浜校ブログ

2023/05/30

本気を見せてもらいました 大田

変わった

先週の日曜日に中3内申アップ説明会がありました。

説明会で話を聞いて,行動や勉強に対する姿勢が変わるかな?

変わった生徒が何人もいました。

説明会の後で自習をしていった生徒。

個別授業に申し込んだ生徒。

個別授業の前,または後に自主勉強をしていた生徒。

変化が継続していくように声をかけて参ります。

「本気」

先週の月曜日に個別授業を進める中で,今までよりも「本気」になったなぁと感じた生徒がいました。北中の3年生。

説明会の時に渡した実力テストの結果。その実力テストの答案を先週の月曜日に返却しました。それの解き直しをしていて,わからないところがあったので,個別授業の中で私に質問をしてきました。

北中の2年生と3年生は,先週 学校で実力テストがありましたから,塾でやったテストを解き直して実力テストに備えたかったのでしょう。

記号問題について

採点者の側からすると記号問題は採点がしやすい。

出題者の側は,生徒の能力を試したい。本当に理解できているのかを確認したい。そのために一番良い方法は記述問題を出題すること。けれども,全てを記述問題にすると,テストの制限時間を長くしなければいけなくなるし,採点に時間がかかるし,採点者によって判断が割れてしまう可能性が出てきてしまう。だから,資料や地図を問題にからめて,本当に理解できているのか,資料を読み取る能力があるのかを確認できるような記号問題をいくつか出題する。

もちろん,記号問題は「カン」で正解にたどりついてしまう可能性もありますから,難しいところではありますけれど。

出題者の都合はおくとして,生徒の側から考えると記号問題はヤバいです。

①「カン」で正解したのに,それでヨシ!となりがち。

② 実は学べることは多い。学ぶ人は多くのことを学べるけれど,学ばない人は正解の記号を赤ペンか何かで書いて終了してしまう。

聞かれたのはこんな感じの問題

問題1 総人口・1人当たりのGDP・乳幼児死亡率の資料から地図中のどこの国なのかを選ぶ

問題2 資料の4か国,2000年と比べて2015年の発電量が最も増加している国は,総発電量に占める火力発電量の割合が最も高い。資料の内容とあっていれば〇,間違っていれば✖を書く。

こういう問題を解くためには,地理の知識も必要ですし,算数(割合・比)や国語(文章を読む)も必要になってきます。

こういう間違った場合に,質問したり解説を詠んだり自分で調べたりすることは非常に勉強になります。しっかりと直しをした場合は自分の実力をアップすることにつながります。しかし正解の記号を書いてあとは知らん,という感じだと何も得るものはない。そして「差」が広がってしまう。

だから記号問題をヤバいと感じているわけです。

「めんどうくさい」を乗り越える

直しをしっかりやらないといけないということを,生徒の皆さんはわかっていると思います。

けれども,そういう行動をする人の数はいつも少ない。

時間がかかるし,なにより めんどうくさい!

こういうところを面倒がらずに質問をした。

だから感じたわけです,「本気になったなぁ」と。

そして,この本気が継続していくように声をかけていかなきゃなという思いも新たにしました。

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