北浜校ブログ

2026/06/17

「作業」をしても……  (智久)

こんにちは。国語・社会担当の鈴木智久です。

ある大学の調査では、講義中にノートパソコンを使うグループと手書きのノートを使うグループに分けて、講義後にテストをすると、ノートパソコンを使用したグループの成績が著しく低かったそうです。

ノートパソコンでは講義の詳細をそのまま写すことはできるが、先生の言葉(音声)をそのまま文字にしただけになる。単なる作業になってしまうのですね。一方、ノートに手書きをする場合は、講義の内容を全部は書くことはできないので、話を理解して、要約する必要がある(ここが大事)。こうした違いが結果を左右したと、この調査では結論づけています。

ノートパソコンで授業のコピーを作るのは、私たちの日々の勉強で言えば、見た目がきれいな(だけの)ノートづくりに似ている。見た目だけで、理解が伴わず知識が定着しない。これは、問題集の問題を見ずに答えを丁寧に写すことも似ています。どちらも単なる作業になっている。

来週から、中3には学調に向けての宿題テキスト(学調テキスト)が配布されます。宿題テキストの丸付けは、みなさんが自分でやります。例年、丸付けの際に、間違えた問題、できなかった問題の答えをただただ写して直したことにする子はたくさんいます。強者になると、間違えた自分の鉛筆書きの答えの上に、赤ペンで正答を写す人もいます。これでは全く勉強にならないのは、上の例でも分かるはずです。せっかく取り組むテキストなのだから、ちゃんと実のある勉強の仕方をしてほしい。作業ではなくて勉強をしてほしい。

これまでと同じやり方では、結果は変わらない。特に中3は周囲がどんどん頑張っていくから、行動が同じなら、結果は悪くなると思ったほうがいい。学調テキストが配布されるこの機会に、自分の行動を変えていきましょう。

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