北浜校ブログ

2026/06/16

今は「オイルファースト」?  (智久)

こんにちは。国語・社会担当の鈴木智久です。

以前、健康診断のあとに「特定保健指導」を受けたことがあります。いわゆる「メタボ」になりかけの人、なっている人を対象に、生活習慣の改善策を保健師の先生と話し合って、健康状態の改善を図るものです。

その指導の際に、保健師の方が最も強調されていたのが「ベジファースト」、食事のときに野菜から食べ始めるというものでした。

とても力を入れて説明されていたし、実践、継続するのがそんなに難しいことではないので、ちゃんと「ベジファースト」を励行しました。「特定保健指導」では「6ヶ月間継続」が推奨されていて、真面目に半年継続したところ、確かにダイエット効果はあったので、それからは習慣として「ベジファースト」の食事をしてきました。

ところが、最近「ベジファースト」には意味はない、根拠もないという話を、いろいろなメディアで目にしたり耳にしたりするようになり、少しショックを受けています。

私が聞いた話は、「『ベジファースト』の調査では、野菜から食べ始めるグループの数値が明らかに良かったが、それは、野菜が良かったのではなく、サラダにたっぷりかかっていたオリーブオイルの効果だった」というものです。

この結果から、今は「オイルファースト」の時代だ、脂質を食事の最初に摂ろうと栄養学の先生が強調していましたが、これもあと数年したら、意味がなかったとされるかもしれないという不安がよぎります。

こんなふうに、これまで常識だと思われていたことが変わったり、なくなったりすることは、意外によくあることです。ただでさえ、フェイクの多いインターネットの世界にいやでもさらされる現代です。まず、その情報が正しいものかどうかを考える視点を持つことが大事です。

そして、考えるためにはどうしても知識が必要。塾生たちには考えるために必要な知識と考え方を少しずつでも伝えていければいいと思います。

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