北浜校ブログ

2024/04/16

固めていくか進めていくか 大田

複数クラス・個別授業もあり

数日前のブログにも書きましたが,中1は進度をゆっくり進めています。

中2は早め。中3は例年よりも早く進めています。

何年か前から学校の定期テスト(社会)の範囲が非常に広くなっています。そして内容も難しくなっています。学校平均点が非常に低くなる場合もあります。

ゆっくり進めてしっかり固めてやっていくとテスト範囲が出されてからホゲェ~となってしまう可能性があります。ゆっくり進めすぎるとテスト範囲の学習内容に関して,理解や知識が”濃い”ところと”薄い”ところができてしまう。

そうならないように中3の授業はスピードアップしています。早めに進めてテスト前に2周目,できれば3周目を行ってテストに備えるつもりでいます。

北浜校では各学年とも複数のクラスがあります。上に書いたような理由で特に中3生の授業はスピードアップしていますから

授業を休んだ場合は,ぜひ別のクラスで授業を受けてください

習い事等の関係で別のクラスの授業を受けることが難しい場合は,個別授業を利用してください。

実際に,個別授業の中で,欠席した分の授業内容について解説するということも行っています。

三献茶

話は変わって,先週の中2の授業で「豊臣秀吉」について学びました。

秀吉と石田三成に関する有名なエピソード。(ただし,史実ではなく後の世の作り話であるらしい・授業でこんな話をする暇はない)

秀吉が長浜城主(近江・滋賀県)だったころに鷹狩に出かけた。のどが渇いたので,近くの寺を訪れてお茶を飲ませてもらおうとした。

秀吉「だれかいないか。のどが渇いたので茶を持ってきてくれないか。」

寺の小僧さんが出てきて,大きな茶碗にぬるいお茶を茶碗の八分目くらい入れて持ってきた。のどが渇いた秀吉は一気に飲み干した。

秀吉「これはうまい。もう一杯ほしい」

今度はさっきより熱くして茶碗の半分くらいの量でもってきた。秀吉はこれを飲み,もう一杯所望した。

三杯目は,高価な小茶碗に熱い茶を入れてきた。量は少な目。

この寺の小僧さんが のちの石田三成だったという。のどが渇いている人には飲みやすいぬるいお茶を出し,乾きを癒やしてもらう。二杯目以降は,だんだんと熱くして,お茶をおいしく味わってもらう。こういう心遣いのできる少年三成の才能に感心して秀吉は三成を家来にしたという話。

テストに向けても同じ

一学期の学校の(定期)テストに向けて,授業のスピードを上げているのは,上のエピソードの”ぬるいお茶”を出しているのと同じです。

まずは,”ぬるいお茶”を飲んでもらう。そしてテスト対策期間にお茶をだんだんと”熱く・濃く”していってテストに備える。

ただ,時間は限られています。そこで,個別授業。社会の個別授業では,基本的には(本人の希望の単元がない場合は)最近学習した内容を扱っています。個別授業の中でだんだんと”熱く・濃く”していっています。

ということで,個別授業にどんどん申し込みましょう。

こちらからも個人的に声をかけていきます。

(どうでもいい話ですが,朝起きてコーヒーを飲んで寝ぼけてて熱さで口の中が大変なことになって三成のエピソードを思い出しました)

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