2024/03/02
3月2日,今日の校舎開放時間
午後1:00~
例えば志願倍率が1.4倍とはどういうことか?
定員✕1.4=受験者数ということです。
定員が100名だった場合,100✕1.4=140人が受験するという比率。ということは140人中100人が合格する。合格の確率は100/140ということになります。
約分すると5/7。7人中の5人が合格できるということです。倍率が1.2倍の場合は5/6。6人中5人が合格できるという割合です。1.1倍ならば11人中の10位で合格です。
受験当日は合格することが目標です。別に1位でなくてかまわない。倍率によっては7人中の5位,6人中の5位,11人中の10位でかまわない。合格者最低点でも無問題。
そう考えると”負けない”戦いを当日はしなければならない。ディフェンスを固める戦いを心がければ合格により近づく。
テストの1問1問は難易度がさまざま。A(これはできんとアカン)という問題もあればB(これはちょっとキツイやろ)という問題もある。
Aを確実にとっていけば合格者最低点に近づく。Aで失点すると,とたんに苦しい状況に追い込まれる。ミスをするなと何度言われてもミスをする可能性はある。人間はそういう生き物だ。だから,ミスをやらかしていないか見直すのよ!
そして,”違和感”を感じたときには,”設問の内容で使っていないものはないか? これはどこの時代・どの単元の話なのか”を考えて見ることも大切。
「恐怖心」ということについては,過去のブログ記事に書きました。
受験生・恐怖心(その1) 大田|北浜校BLOG|桐光学院 (tokogakuin.com)
受験生・恐怖心(その2) 大田|北浜校BLOG|桐光学院 (tokogakuin.com)
この話に付け足し。
試験当日は周囲に知らん人が多くいます。そして,その知らん人はみんな自分より賢く見えがちです。そのせいで不安になる恐怖心を感じる。しかし周りにいる知らん人は皆さんのライバルですが,もしかしたら未来の(4月からの)親友になる人かもしれない。そう考えると心が少しは軽くなるかもしれません。
心をいつもの状態にするために,開き直ってテストを受けるのも有効かもしれません。私自身が受験をしたときにはこう考えていました。たとえどんな結果になったとしても,自分の人権は保障されている,命まで奪われることはないと。だから失敗を恐れずに自分のできることを最大限やろうと。
桐光では,校舎内でスマホを使うのは原則禁止。保護者との緊急の連絡以外は使用禁止です。
ただ,受験直前はオカタイコトはいいません。昨日の休み時間や対策の終わりに
多くの生徒から「一緒に写真を撮ってください」と頼まれました。いいですよ,喜んで。
(10代のころ,部活の大会で他中学の女の子に「一緒に写真を撮ってください」と頼まれて拒否したことはあったけれど(←モテ自慢),54歳のくたびれたオッサンと一緒に写真を撮って何がうれしいのだろうw)
ある生徒「この写真を拡大して部屋に貼ります」
私「ダーツの的にするってことですね(笑)」
いろいろなポーズをさせられたことも,こういう会話をしたこともとても楽しく感じました。
ただなあ,写真撮影の希望があるのなら,もっと早く言っといてくれればいいのに。そうすれば事前に床屋に行って白髪を染めたうえで もっといい服を着ていったものを(笑)。
今日は私の授業はありません。つまりお休みということです。けれども北浜校には顔を出します。
写真を撮りにいくのではありません(白髪を染めていない)。まだ点数は伸びると思っているので,質問対応や単元ごとの説明をしてほしい人にはその説明をします。それが受験生の皆さんの不安を取り除くために少しでも役立つのなら喜んでやりますよ。
そして本音を言わせてもらうと,受験生の皆さんと過ごす時間を少しでも増やしたいんです。つまり,
みんなに逢いたいの
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