笠井校ブログ

2023/04/28

社会の基礎は…… 晶子

こんにちは。

英語も理科も社会も,「語句」を覚えるところから基礎固めが始まります。

桐光では何度も覚え込みをしてもらうために,いろいろなタイミングで語句の確認テストを行っています。苦手な子も追試を繰り返して準備を丁寧にするうちに,完ぺきに覚えられるようになっていきます。

ただ,これが本番の定期テストになると,確認テストで覚えたはずの語句が解けなくなるなんてことはままあります。

私たち大人やその教科が得意な子の目線で見れば「前やったやつじゃん!」と思っても,苦手な子からすれば「全然違う問題だよ!」と感じることは多いです。

 

桐光のテストで解いた「不平等条約の改正を目的として欧米諸国に送られた使節を何というか」には「岩倉使節団!」と即答できても,「岩倉使節団が欧米諸国に送られた目的を答えなさい」になると一気に「知らない問題」になってしまうのです。

 

当然,学校の定期テストでは桐光の練習問題と一言一句同じ問題はなかなかありません。皆さんの目的は学校のテストや入試で点数を取ることですから,桐光の確認テストだけ優秀でも残念ながら意味がありません。だから,桐光の社会の語句の特訓では,同じ内容を違う角度から何度も問う問題集を作成しています。

不平等条約の改正を目的として欧米諸国に送られた使節を何というか」という問題のあとに「岩倉使節団が欧米諸国に送られた目的を答えなさい」という問題が出てきます。

次は「岩倉使節団に参加したのは岩倉具視・津田梅子・(   )・(   )ら50名である」という穴埋め問題のあとに「岩倉使節団に同行した最年少の女子留学生である(   )は帰国後に女子教育に貢献した」と聞かれます。

 

個別授業の中でも繰り返し行っていますが,ゴールデンウィークの課題として配布している社会の教材もまさにこの形式です。

丁寧に取り組めばそれなりの時間がかかりますが,しっかり力になります。

連休中のがんばりに期待しています。

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