2023/09/07
先日同名の記事で卒塾生の話をしました。https://tokogakuin.com/blog-yoshin/blog/863/
その時の話なのですが,「入試前,最終日の最後に言ってくれた言葉が嬉しくて今でも覚えています。」そう言ってくれました。内容としてはちょっとだけ攻めた言葉で,私も思いを込めてあえて伝えた言葉だったのでしっかり覚えています。(ここでは内緒にしておきます。)その時もその子に伝えました。「誰かに刺さることを期待していったので,その誰かがいてよかったよ。」
話は変って1Sクラス。新学期スタート前に,こんな話をしました。入試にとって内申点が必要であるならば,点数をとるための賢さだけじゃなく,内申点をとる行動をとれなければ,賢いとはいえないよね。たとえば字をきれいに書くこと・・・といった話をしました。「字」なんですが,私はもともとかなり字が汚く,そしてそれを指摘されることが苦痛でした。どうでもいいじゃないかと。この仕事をはじめることと,結婚して奥さんがうるさいコトから,少しばかり字は直しましたが。ただ,その気持ちが分かるだけに強く強制はしたことがありません。でも常に期待しながら伝えます。「誰かに刺されば」と。
みなさん予想してくれたと思いますが,その通りです。字がきれいになっていた子がいたんです。本当にうれしかった。こういうことに出会うたびに,伝えることを続ける力になりますね。
稲田でした
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