歴史の流れ　晶子

こんにちは。社会の鈴木です。

今週から中3生に学調対策の宿題テキストが配布され出しています。

Lv.1の社会は地歴全単元の基本語句のまとめです。月曜日は社会の個別授業があったので，参加していた3年生には早速テキストにチャレンジしてもらいましたが，自力で埋まるのは1ページ(だいたい20問くらい)につき語句3・4つ……という子も少なくないのが今の状況です。

社会は，特に歴史の単元は普段勉強するときに全体のつながりを意識することはあまりありません。もちろん，定期テストで同じ範囲に入っているなら時系列や流れを把握して対策をしますが，極論を言えば鎌倉時代のことを忘れていても，明治時代の問題は解けます。だから，範囲の絞られた定期テストでは高得点を取れる子が，広範囲の実力テストになると昔の内容が全く解けないなんてことも起こるのが社会です。

学調テキストの話に戻りますが，今の時点では昔の内容を忘れてしまっている子がたくさんいます。英語や数学と違って，1年生の時に習った基本的な計算ルールや英単語が繰り返し出てくるわけではないので，2年前の知識をいきなり掘り起こすのは至難のわざです。だからLv.1の学調テキストでは，ざっくりと全体の流れを思い出してもらいます。この夏の勉強で，細切れになっている歴史の知識を繋げていきます。

最初のうちは直しばかりでも大丈夫。たくさん解いて直して，学調テキストを使い込んだ子が，夏休み明けに笑う子になりますよ。

 

余談ですが，月曜日の社会個別に来てくれたのは中郡校で校舎長をしている喜久先生だったのですが，玄関で喜久先生に会った2年生の子が「あの先生ってYouTubeの人ですよね？」と聞きに来ました。

大正解です。皆も気づきましたか？