2025/06/04
こんにちは。社会の鈴木晶子です。
テスト対策中,桐光ではとにかく「ズバトコ」を解かせています。
テストで聞かれやすい問題を研究して作った,桐光自慢のオリジナル問題集です。この手づくりの冊子を何度も解いてもらうことが点数アップの一番の道です。
ただ,もちろんやりっぱなしではいけません。
社会には(他の教科もそうですが)まず,「漢字間違い」という大きな敵がいます。間違えた漢字を何度も何度も書いて,手がそっちを覚えてしまったらもったいないです。
「記述問題の採点の幅」もあります。模範解答と一言一句同じ文が書ける子はほとんどいません。定番問題なら何度かやっていけばそのままを覚えることもありますが,あえてちょっとだけいつもと違う資料や指定語句が出ていたら,返ってそのまま書いたらバツ……ということも起こります。模範解答にある言葉が抜けているのに「まあいっか」でマルにしてしまうのも問題ですが,逆にてにをはが一部違うだけで同じことが書けているのに「ちょっとちがうからダメかな」とバツにしてただの丸覚えにしてしまうのも一概に良いこととは思えません。
漢字ミスや記述問題の基準は,自宅学習で丸付けをしているときには気づいたり確認したりがしにくいところです。
ですから,社会のズバトコは必ず1冊終了するごとに回収して中身のチェックをしています。漢字ミス・記述問題の採点の甘さ・うっかりの直し忘れなどなど,見るポイントは様々ですが,「やり直しマーク」をつけた問題を丁寧に直したり,そのあとで質問し直したりできる子は,やはり点数が伸びる子です。
ズバトコの良さを最大限発揮できるよう,目を光らせていきます。
ラスト一週間もがんばっていこう!
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