与進校ブログ

2024/10/02

動かし方 稲田

「生徒を動かす」桐光ではよく使われる言葉です。何かを伝えるたり,何かを指示したりするのも,全ての目的は実際に生徒が行動することです。

例えば「宿題をさせる」場合,宿題を出すことがスタートだとすれば,出す時点で「忘れるなよ!」忘れたら「ダメだぞ!」と注意することなどは,どれも大事なコトです。そこにどれくらいの温度を込められるのか,それも教師の力量です。さらにいえば,その「言葉」だけで宿題忘れがなくなれば最高です。実際はそんな甘くありません。というよりは,言葉だけで動かそうとすると必然的に厳しくなりすぎるので,そこまでいったら「力量」とは言えないかもしれません。言葉だけでは足りないので,例えば桐光では,校舎の黒板には宿題記入欄があり,配布してあるテキストの裏面にも記入欄がある。さらに授業前には宿題のチェックがあり,教師がハンコを押しています。さらにどうしても忘れてしまう子は,習慣がつくまで別日に宿題をやりに自習にくることを提案したりします。言葉とシステムで子供を動かしています。

さて,先週だけでも受験生には様々な指示をしています。言葉だけで伝えるような甘いコトはしません。内容は書きませんが,どうやったら動くのか考えています。

稲田でした

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