与進校ブログ

2024/07/16

2種類の賢さ 稲田

「かしこいには二種類ある」
大人であれば何度か出会う言葉だと思います。「紙の問題を解く賢さ」と「社会で生きていく賢さ」ですね。中学校に話を持っていくと,「紙の問題を解く賢さ」=「テストの点」,「社会で生きていく賢さ」=「内申点」となり,受験にはどちらも大事になります。

言葉はそれなりに登場回数があるものの,常に問題になるわけではありません。なぜなら,大体片方がある子は,もう片方もあるからです。たまにいる片方しかない子が問題になります。特に問題なのは,前者の賢さしかない子,「テストの点」だけいい子です。この子の問題は,「自分は賢いと思っている」点です。高校受験でも,そして現実の社会でも,テストの点だけの人間を評価してくれないのです。つまり,そんな子は「賢くない」と評価されるのです。

今回は「点数が高いわりに内申が低い子」に限定して書きましたが,伝えたいことは,「受験はテストだけじゃない」「テストにむけることができた努力や工夫など内申点にむけてほしい」ということです。

テストの点は私たちも応援します。内申点は私たちが一番助けにくいところです。

がんばれ受験生。

 

稲田でした

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