英単語テストを振り返って　 柴田　

こんにちは、英語担当の柴田です。

与進校に赴任してから約２ヶ月が経ちますが、中２、３生で実施している英単語テストで一つ気付いたことがありました。それは「何も練習しないでテストを受けてしまっている生徒が多い」ということです。スポーツで言ったら「練習もせずにいきなり試合に出る」といったところでしょうか。

毎回出題されていたのは「これぐらい知らないと受験で困りますよ」という基本的な単語ばかりです。点数の悪い子は「練習しない→テストで悪い点をとる→やる気がなくなる」というパターンになってしまっています。いわゆる「負け癖がついてしまっている」というところです。逆に点数が高い子は「練習する→テストで満点を取る→次回も満点を取りたい」というパターンになっているようです。

きっとこの英単語テストで「満点を取らなければ命にかかわりますよ」とお医者さんから言われたらみんな必死になって練習すると思います。また、運転免許証も筆記試験で９割取らないと、どんなに実技がよくても交付してもらえないため、みんな免許欲しさに必死で勉強すると思います。

点数が悪い子にとってはまず「良い点を取った」という成功体験が大事になります。たいして練習もしないうちからあきらめている人はいませんか？一歩踏み出すのを恐れている子、食わず嫌いをしている子、「まずはやってみる」というのが肝心だと思います。みなさんは若いのだから何でも吸収する力を持っているはずです。

No practice, no success!