2024/01/25
桐光では,進路指導などのために,常にみんなの点数や内申点やら勉強時間やらと多くの数字をデータ化しています。本部でそれらのデータを作る際,中心になるのはやはり理数のセンセイが多いです。みなさんも想像がつきますよね。でもその理数のセンセイでも実は少し温度差がある。というのは,数学のセンセイに比べて,理科のセンセイの方がさらにデータを重んじる傾向にある。それはなぜか。
中3あたりになればしっくりくると思いますが,数学は「答え」よりも「式」を大事にする,「どのようにその答えを導くのか」という,「結果」より「過程」を重んじる学問なんですよね。一方で理科は,実験の「結果」を大事にする,その結果から現実世界のいろんなことに応用していく学問ですよね。だから「結果」としてのデータを理科のセンセイは大事にする傾向にあるのだと私は考えています。
という話は前置きで,みんなに伝えたいこと。理科は「過程」ではなく「結果」を重んじる学問なので
『答えに分数を使ってはいけない』という考え方があります。
「二分の一」とは値ではなく,「1÷2」という過程でしかない,値は「0.5」なんだと考えるんですね。うるさく言わない先生も多いようですが,×にする先生もいるようなので気をつけてくださいね!
なお,最後の結論以外は,完全に「私見」です。しかもどこかでも書きましたが,私は文系です。それでもデータは重んじるタイプですが。
稲田でした
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