自己採点　稲田

中３は模試が続いているので，それと並行して校舎では「自己採点」の報告，提出が続いています。桐光で模試とセットで実施しているこの「自己採点」の意味について改めて。

 

1.〇つけ

一つ目は，シンプルに答えをみて〇つけをしてくることです。当たり前のようで，ほっておくと意外としない子も多い。できる子であっても，軽く答えだけ眺めて終わる子も。それを「自己採点」というミッションが追加されると，しっかり問題を開いて，ちゃんと〇つけできる。模試は「3時間を超える問題演習」ともいえるので，それを解いたままにしちゃうのはもったいないからです。ついでに提出させることで，更なるチェックにもなるので。

 

2.採点基準

これはちょっと上の段階。採点基準を理解しているかを問う目的です。特に記述系の問題は，自分の答えと模範解答がぴったり合っているほうが珍しい。その時，「この単語が抜けているのは○がくるのか」考えられる力があるかを確認しているのです。これはかなり上のレベルの話で，トップ校受験レベルの子でも危うい子はたくさんいますが，本当のトップ，北高や磐南理数のレベルになってくると，この自己採点の精度が跳ね上がります。この精度が完璧になる必要はないのですが，考える機会になるだけでもプラスになります。

 

まだ提出されていない自己採点がありますよ。今日も提出待っています。

 

稲田でした