与進校ブログ

2023/12/29

勉強時間 稲田

基本的な私の考え方ですが,本当に極々一部の子以外は,勉強は苦痛なものだと思っています。そんな苦痛なものをさせるには「報酬」か「罰」が必要だと考えています。何も毎回の勉強で与える必要はないですが,一定の間隔で子供たちが手にしないとモチベーションが下がると思っています。

「報酬」の代表格は「成績が上がること」でしょう。その報酬を手に入れられるよう,授業や教材,対策日程など様々な工夫をしています。次に「褒められること」もあるでしょう。私たちも意識していますが,何より嬉しいのは保護者様からの言葉だと思います。

「罰」のほうは,ちょっと言葉が尖っていていますが,報酬の反対,「嫌なこと」という意味ですね。同じく代表格は「成績が下がること」かもしれません。加えて,「怒られる」でしょうね。でも,この時代です,体罰はもちろんのこと,頭ごなしに怒鳴ることもほぼありません。どちらかというと,怒るというよりは,「ばれる」といった感じかもしれません。「しっかり見ているぞ」ということをちゃんと伝えることを大事にしています。

 

前置きは長くなりましたが,先日も記事をあげましたが,桐光では中3で勉強時間をとっています。一番の目的は「レコーディング」日々の結果を記録する,ダイエットなどでの基本的な方法ですね。加えて,その結果をランキングにしてみんなに伝えています。与進校の子たちはこれを「罰」ととらえている子が多いかもしれません。本当は頑張った成果をたたえるための「報酬」なのに。

これを「報酬」に変えていってあげるのも私の責任だと思っています。しっかり見ていきます。

 

稲田でした

 

 

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