2023/10/20
ここ数カ月で「一番頑張っている子は誰?」という問いかけに,中1・中2・中3各学年に,ぱっと顔が浮かぶ子が一人ずついます。毎日のように夕方から自習にきていたあの子や毎回個別にくるあの子です。その一番の子は,確かにちょっと異次元なので,みんながそこまで頑張るべきだとは思いません。それぞれの子にそれぞれの事情もあるので。そして,その子たちの努力が結果につながるのは本当に嬉しい気持ちにはなります。そしてなにより安心します。というのは,そこまでの努力をしている子は,ほぼ100%結果につながるのを見てきたので,「つながらないはずがない」と確信しながらも,どこかでその0.0001%の不安を抱えながら指導しているからです。
テスト期間中,その不安を中3の彼にだけは直接伝えました。「誰より頑張っているからこそ,誰より結果が出る可能性は高い。それでも油断はしちゃいけない。うぬぼれてもいけない。一番頑張っているからこそ,一番結果を出して欲しいからね。」と。
今週まだテスト結果の一部しかでていない状況で,そんな彼が「今回の結果はヤバくないですか」そう話しかけてきました。もちろんいい意味ので「ヤバイ」です。まだまだ結果はでていませんが,本当に嬉しく,ほっとする瞬間でした。
稲田でした
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