与進校ブログ

2023/10/03

ダントツ一位なので 稲田

学校,塾に関わらず,中学生のみんなは,点数や順位と日々戦っていると思います。この競争は残酷な面があることは重々承知しながらも,やはりそこからおきる喜びや悔しさがみんなの成長につながることを知っているので,私たちも実施するのです。そしてその競争とちゃんと私たち教師も向き合っています。

先日桐光全クラス全教科(国のぞく)の今期の中3の偏差値の伸びが発表されました。全16クラス×4教科の64教科中栄えある頂点は「与進3Aクラス理科」でした!!やったぜ!5月から8月の3か月で驚異の5.8UP二位と2ポイント近くの差をあけてのダントツの一位でした。

 

ちょっと偉そうにもなりますが,今回はなかなかの結果がでているので,少し語っても許されるでしょう。

「どうやってそんなに上げたのか」

私が大事にしていることは「しっかり問題を解かせること」です。また「ただただ量を解く」の話かと思うかもしれませんが,まあその通りです。ただその方法はそんな甘いものではありません。

1.演習時間の確保 もっと説明したいところでも,話しを省略しています。私は声が大きいので説明している方が生徒が集中するのも知っているのですが,それでも演習時間の確保のためにしっかり我慢しているのです。演習は家でやればいいじゃない?そう思う方もいると思いますが,桐光での演習にこだわる理由は次です。

2.演習環境の確保 演習中,ずっとみんなの様子を気にしています。すぐ答えを見る子,なかなか答えを見ずに手がとまる子,眠い子,やる気がわかない子,いろんな子がいます。質問できる子も質問できない子もいます。そんな子たちがやる気をもって集中して,スピード感をもって演習できる状況をつくろうとずっと神経を張っています。一人一人に声をかけるのか,手をとめさせて全体に話すのか。褒めてあおるのか,厳しいはなしで緊張感をつくるのか,怒るのか,笑わせるのか,精神論を伝えるのか,具体的な指示をだすのか。自習に来ている子はどうだ,隣のクラスの個別授業の様子はどうだ。ずっと気にしています。ただただ問題を解かせて上述の結果なんてでませんよ。

 

子供が「頑張ればできるはず,頑張りたい」と自分を信じて自分のために問題を解いているかぎり点数は伸びます。それは簡単な結論であり,それは簡単なことではない。これが私の信念です。

稲田でした

 

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