2023/06/08
こんにちは。
テスト対策の真っ最中。練習問題をやったり,テストで問題が解けたりして,生徒に褒める機会があります。どちらかというと苦言を呈してしまうような状況が多い中,すこしでも褒められる場面を探す心構えをしています。
ところで,「人のほめ方」は意外と難しいものです。また,褒め方にもいろいろな褒め方があります。最も格調の高い「ほめ方」とは何か,という事を聞いたことがあります。
それは,「他人を介してほめること」だといいます。
例えば,父親が「お母さんが,最近〇〇(子供の名前)が,お手伝いを頑張ってくれているってほめいていたよ。すごく母さんが喜んでいたよ。頑張っているみたいで偉いね~,〇〇は・・・!」みたいな・・・。
こんな具合にお母さんが直接その子をほめるのではなく,わざともう一人のお母さんを介してその子を褒めると,実際にその人からほめられるよりうれしくて,さらにがんばるようになるというのです。
我々教師だったら,「この前〇〇のテストで満点だったらしいじゃん!〇〇先生がよろこんでいたよ!つぎも頑張ってね!」と,こんな感じでしょうか。そのためには我々も教師間で情報を共有し合うことが大切です。本部校の教師も生徒の話をよくしあっています。
テストが終わって成果が出て,たくさんの生徒を褒められる機会が多く来ることを願っています。
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