やるべきことをしっかりこなす　杉村

　こんにちは。

　期末テストの実技テストが終了し，次は主要５教科の期末テストに向けてパワー全開！今週末が勝負どころです。

　生徒の課題のチェックをしていて，様子を見ていると，課題に「追われている生徒」，それと逆に「追っている生徒」と，相反する二つのタイプがいると思います。

　前者は，課題に振り回されてこなすのが精いっぱい，後者のタイプは自分が主体となり，あくまで自分がコントロールしているというところのちがいでしょうか。当然，成果が得られるのは後者です。後者の生徒は早いうちから計画的に実施しているはずで，時間的に余裕があるからどっしりと構えて課題に向き合うことができます。あとはしっかりとこなしていくべきだという自分の強い信念があるから，ブレずにしっかりやりきることができるのです。

　一方で前者は，提出することだけが目的になり，時間的に余裕がなく，適当にやるので決して実になりません。勉強は作業と化し，仕上げるのにかかった時間がすべて無駄になります。提出した後，しかるべき先生が見れば全てお見通しで，その先生による評価がどうなるか，言うまでもありません。

　「やるべきことをしっかりこなす。」成人した後，仕事について社会生活を送る時に必要な一つの要素でもあります。学校生活では，生徒が身につけるべき重要なことはたくさんありますが，むしろ教科内容よりもずっと大切なことかもしれません。