最初が肝心　　杉村

こんにちは。

新学期になり生徒たちの学校での環境も変わっています。生徒同士の会話の話題はそのことでもちきりのようです。クラス替えがあったり，担任の先生や教科の先生が変わったりと，この新学期の時期は新しい環境に慣れるのも大変なことです。

特に中3生ともなると，受験生の時期の担任の先生は特に大切な存在です。いろいろなタイプの先生方がいらっしゃいますが，生徒達には先生を選ぶ権利はありません。その先生とうまく付き合っていくしかないわけです。

受験生になる中3生にはこの1年を乗り切るうえで「学力」の他にいろいろな力が必要です。メンタルの力，自分を管理する力，また諸先生方とうまくつきあっていけるような力，それらの先生にアピールする力も必要です。

人間同士ですので，好き嫌いとかウマが合わないなどのことはあるでしょう。でもそういう個人的な感情を乗り越えてうまく付き合えるかどうかは将来社会に出ていくうえでも必要な事です。「他人の立場になって考える」という事が必要です。この時期新しい先生に，まず自分を受けいれてもらうには，楽しそうに明るく一生懸命にその先生の授業にのぞむことだと思います。そういう振る舞いをすることで相手に受けいられる大きなきっかけとなります。心底そんな気分になれない場合には少しでも自分で演出しましょう。第一印象は，最初が肝心です。