本部校ブログ

2026/04/09

小学生「読みトレ」について  杉村

 こんにちは。

 桐光学院の小学生の指導は「読みトレ」(読み取りトレーニング)と称し,特に読解力を鍛える方向性での指導をしています。以前は学校の進度に沿って,テストで点数をとるための指導に力を置いていた時期がありましたが,そこから大きく方向転換した理由は,中学生の国語や数学など様々な学習において「読み取る力」がすべての学習において前提になるという事実からです。

 学校でも塾でも,「文章が読める前提」で授業が始まります。 文章が読めなければ、当然、テストの問題文を読んでも「何を問われているか」が理解できません。 問題を解くことがままならず、成績の伸び悩みにつながります。

 スマホやタブレット、ゲーム機器などの普及によって、子どもの読書離れが進んでいる現在,ほとんど本を読まない生徒が増えています。  そのことは「子どもの読解力低下」と無関係ではありません。 活字に触れる機会が減ったことで、「長文を読む力」「語彙力」「行間を読む力」など,すべてにおいて低下していると言われています。

 国語に限らず,どの教科でも「文章が読める」ことからスタートします。 それまで本に慣れ親しんでこなかった現代の子どもたちが、読めない文章の並んだ教科書に興味を持てないのも当たり前です。 文章が読めなければ、テストの問題文を読んでも「何を問われているか」が理解できません。 問題を解くことができず、成績は伸び悩んでしまうでしょう。

 解決策は,小学生の言語中枢が目覚ましく発達する時期(小学生)においてできるだけ文章を介して物事を考える機会を多く持つことだと思います。桐光の授業では国語は教科書に掲載されている文ではなく初見の題材を使います。算数も文章題を置く取り扱っています。外国語である英語も日本語の力が大切なのです。

 現在,ほとんどの小学生が何かしらのスポーツをやっているようです。学習は中学生になってからでよい,それより今は体を鍛えることが優先,という状況があると思います。もちろんお子さんがやりたいという思いをかなえてあげている親心があると思います。でもスポーツだけでよいという考えはお子さまのためになりません。小学生の時こそ文章に親しむことで言語による思考力を高めていく時期だということも忘れてはならないことだと思います。

 

 本部校BLOG 一覧へ 
Page topPage top