2026/03/18
こんにちは。
2026年度公立高校入試が終わり,今回の入試がどういう状況だったのか,ニュースなど随所で語られています。
その中に「公立離れ」という文言が数多くみられます。その原因は,従来からの少子化に加えて,「私立の授業料無償化」の影響が広がった結果,だと書かれたいます。
実際,西遠学区でも,多くの公立高校の各学科で「定員割れ」が出て,再募集をかけている状況です。
長年,進路指導をしてきた私としても大きな変化を実感せざるを得ませんでした。浜名や湖南,浜工などいままで「人気校」というカテゴリーで位置づけられた高校が定員割れを起こすなど,かつては考えられないことでした。時代の変化を感じるとともに,この流れにさらにもっと拍車がかかっていくのではないかと感じています。
ただし,公立上位の高校は依然として人気で高い競争率はおおかた維持されています。公立上位校の内,浜松南はもっとも狙いやすいところだけに「チャレンジ受験」が増えています。つまり,内申や実力ともに多少心持たなくても,本番に果敢に受験する,不合格で私立に行くという結果になってもそれを受け入れる,ということで志望校を下げる選択肢をあえて選ばない。そこに「私立無償化」があることで,強気な姿勢を崩さずチャレンジするわけです。
また,私立高校の実績や各高校の自由でバリエーション豊かな教育内容もこの時代にマッチしているのでしょうか。選択肢として私立高校を当初から考えている生徒もかなり増えました。私立高校に,何となく「行ってみたくなる」と感じる生徒が多いのではないでしょうか。私も,色々な私立高校の説明会に参加するなかでそう感じる生徒が多いのには大いに腑に落ちる気がします。
このように受験の様相が変わっていく中でも,いわゆる入試における合格者選抜のシステムは変わることはありません。公立高校にしろ,私立にしろ,内申点が重要である点,内申だけではなく実力もつけて行かなくてはならない,という点においては何も変わりません。そのことだけは受験生になる新3年生にしっかりと心に刻んでおいてほしいと思います。
Copyright(C) 桐光学院. All rights reserved.