受験生　勉強時間について　　杉村

こんにちは。

先週から，中3生の1日の勉強時間を毎日計上してもらい，週単位で合計を出して申告してもらっています。

毎年，第2回学調前後から，塾生受験生全員に申告してもらい，全校舎でランキングを出したりもしています。

桐光での授業自習を含めた勉強時間と家庭での勉強時間を合計して算出するようにして，また週単位での目標の時間もあらかじめ設定してもらいます。

まもなく学校での進路面談で内申が知らされて受験校が決定すれば，あとは本番当日の試験だけが受験生の命運を左右します。当日の学力試験を突破するため，ただそれだけのために突き進む3か月です。

勉強時間を目標として設定してそれをクリアするという発想になりがちですが，実は勉強時間はついてくるものでなければなりません。

自分がやるべき勉強をあらかじめ考えて，とことんやり尽くす。その結果，「今日はこれだけ勉強した」となっていれば，必要な時間はクリアできているものです。あらかじめ3時間を設定してその時間が過ぎたらページを閉じて勉強をすぐ終える，時間をクリアしたらすぐ終えられるような勉強をしていたら，多分それは時間を費やすだけの薄っぺらい勉強になっているということです。

あと公立高校受験の場合は受験まで，残すところ3か月，すなわち90日。一日あたりの勉強時間が5時間とすれば450時間の勉強時間しか残されていないのです。これはすなわちたったの18日，受験までの残された時間は着実に減っていきます。