2025/10/11
こんにちは。
今,受験生に問いかけてみたいことがあります。「生まれて初めての受験にのぞむ1週前の自分の精神状態やプレッシャーというものをみなさんは想像したことがありますか?」と。
はじめての受験という舞台,当日はかなりの緊張状態にあることは想像できます。その不安やプレッシャーをはねのけて当日しっかりと闘うために必要なもの,それは自分の中に宿る内なる「自信」です。仮に自信に結びつく材料が乏しく不安ばかりにさいなまれていたら大変です。受験会場に行っても,足はガタガタふるえ不安にさいなまれ,浮足立ってしまいます。せっかくここまで頑張ってきても本来の力の半分も出せずに終わってしまう可能性だってあります。
では,自信はどうやったら培うことができるでしょう?それは,「成果と実績」をつくることです。
模試などでよい判定を何回か出しているということであれば,その「成果」は自信の裏付けとなります。何も恐れずに受験に向かっていきやすくなります。あともうひとつは勉強量の「実績」です。受験直前に,「(勉強を)あれだけやったんだから大丈夫!何も怖いものはない。」と思い良い意味で開き直れるかどうかです。今は何よりも勉強をして努力を続けて,当日にそう思えるように勉強をしまくることです。「やりつくした,後悔はない」と自分で納得できる勉強の「実績」をつくることです。それらが直前のメンタルを強くしてくれます。
受験生は中間テストが終わったなどと一息つく暇はありません。新たにターゲットを切り替えて次に向かうという姿勢が大切です。5か月後の受験本番の当日に戦いを前にした自分自身に,「自信」という名の大きな贈り物を届けるために,いまはひたすら努力を重ねることが大切です。
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