受験力　　　　　杉村

　こんにちは。

　受験を乗り切る力は「学力」以外に，「精神力」や「自己管理力」，「情報収集力」などいくつかの力が必要です。

　これらを総合した力，受験を乗り切る力＝いわば「受験力」が必要です。

「令和の受験道場」を桐光では今年度から掲げていますが，すこしずつ浸透し始めています。人生初めての入試という大舞台を乗り越える力，「受験力」を鍛え上げるのが桐光です。そひて生徒たちは日々桐光で頑張っています。

　「志望校合格」という目的を遂げるために常に前を向いて自分を鼓舞しながらすすむ推進力を自分自身で生み出すことができなければ，その先いろいろなことがある人生の荒波を乗り越えることはできないでしょう。受験を試練として受け止めて日々の勉強を逃げずにやり続けていく。そのさ中で挫折もあったり，成功もあったりします。同時に「集中力」や「忍耐力」なども培うこともできるのです。そして合格した暁にはきっと大きく成長を遂げた自分になっているのです。

　受験にはまだ遠い，中1生，中2生にとっても定期テストに向けて頑張る姿勢が，実は受験に必要なあらゆる精神的な要素を培う訓練につながります。そのことを意識している生徒はあまりいないと思いますが，絶対に受験に良い効果を生むはずです。

　例えば，自習室などに来てやっている姿を見ていてもすぐにスイッチが入り集中できている生徒，それが途切れない生徒。集中のスイッチも入りにくくすぐに途切れてしまう生徒がいます。さまざまですが，桐光に来て勉強をすると行動に移している時点で自分を鍛える体制には入っていると思います。

　学校の提出物が提出さえままならない生徒や，いつも間際になっても終わらず直前まで焦っている生徒。この場合も，一度自分を変える努力をすることで「自己管理力」はついてきます。

　中学生とでは忍耐力や集中力，そして自己管理能力はまだ未熟です。でも勉強に向かってさまざまな問題があっても挑んでいくことで確実に良くなっていくと思うのです。私たちはその手助けをしています。

　人生初の受験という荒波にたち向かっていけるよう，学力はもちろん，それ以外のさまざまな力を養っていくこと。多分，個別指導の塾などではそこまでは目標に置かないでしょう。私たちが指導において念頭においていることはこのような学力もふくめた「受験力」をつけさせることに他なりません。