本部校ブログ

2025/07/25

脳の暖機運転    杉村

 こんにちは。

 今日は先日読んだ脳科学に関しての書籍に書いてあった内容をすこし紹介します。

 …例えば,何とはなしに一つの机の引き出しの整理を始めてしまったら,しばらくして気持ちが入ってきて,すべての引き出しの整理をしてしまって,そのうえ机周りまで整理がはかどりスッキリした,・・・

 こんな経験はないですか?

 その「脳科学」の本に以下のようなことが書かれていました。

 脳の中には「やる気」を生み出す場所があるといいます。この場所の細胞が刺激を受けると「やる気」が生まれるらしいのです。しかしこの場所はあまり反応がよくないため、何らかの方法で刺激を与えてやる必要があるということです。その一番手っ取り早い方法が「とりあえず作業を始めてしまう」ということなのです。

 これを勉強で考えた場合,例えば,やる気がいまひとつなくても、教科書を開いたり,書き取り帳をひらいて宿題の書き取りから始める、ということです。

 さらに,「(その場所は)…実際に体を動かしたり、頭を使ったりすることにより刺激を受ける。その刺激により脳のなかでやる気を生み出す神経伝達物質が発生する」とあります。その目安は「4分」と書いてありました。いわば脳は「暖機運転」に4分かかるのです,その間にそこからやる気が徐々に出てくるのです。

 個人差はあるでしょうが他にもいろいろと科学的根拠が書かれていていました。脳科学者のいうことですし,科学的に裏付けもあります。

 この暑い夏,今はその気がなくても,とりあえず桐光に行って自習室の机に座ってみてはどうでしょう。

 

 

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