本部校ブログ

2025/06/28

テスト後の三者面談 植原

こんにちは。植原です。

期末テストの答案が返却され、順位が発表されることと思います。

得点が出ても,順位が出ても,それらをわが身の「写し鏡」としてとらえ,しっかりと向き合ってほしいと思います。

 「テスト反省」とはよく言われる言葉ですが,私は「内省」の方が大切だと思います。

 反省とは内省は何が違うのか・・・自分の行動などを振り返ってそれでよいか考える事。どちゃらかというと「悪い点」に焦点を当てて改善策を考えることが反省です。

 一方,「内省」は「良かった点」「悪かった点」その両方に目を向けて客観的に見つめ,自己理解を深めて将来の行動や思考の改善につなげることです。

 勉強の量が足りなかった→増やすこと,この程度の志向ならだれにでもできます。それは反省でも内省でもないです。この際,一度しっかりと立ち止まってもっと深く自分を見つめ直すことです。

 勉強量が足りないのはなぜだったのか,とか,時間が取れなかったのはなぜだったか。やる気がもうひとつ湧き起こらなかったのはなぜなのか。自分には目標意識がなかったのではないのか。どうしたら自分はやる気が起こるのだろうか。どんどんと内面に切り込んでいく,それが内省です。

 成果が出たものが少しでもあれば,なぜ成果が出たのか。たまたまなのか,努力の賜物なのか。頑張れたのはなぜだろう?もっと成果を出すには?良いことも見つけることです。

 他の人から見た自分も内省の材料になります。中学生にとって自分を客観的に見つめることはまだ難しいかもしれません。親御さんの考えも聞いてみることが大切です。また我々も親身になってアドバイスをいたします。

 「内省」のきっかけにもなればよいと思うので,本部校では三者面談(学習相談)を随時受け付けております。(希望制です)どんな結果であれ,テストの結果が次につながるようにしたいと思います。ご心配の場合はご遠慮なくお申し付けいただければ幸いです。

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