2025/05/22
こんにちは。
年齢を重ねるにつれて「病気」になることが何よりも恐ろしく感じます。最近では,健康に関する本や記事をよく読むようになりました。その中に興味深い記述があったのでご紹介します。
『…病気は「気」が「病む」と書きます。気が病むと「体」の不調となって表れてくるのが病気とも言えます。(中略)ただの小麦粉を病気の人に「病気に効くすばらしい薬」と聞かされて,飲むと本当に効いた。』
嘘みたいな話ですが実際にあった話だそうです。「プラシーボ(偽薬)効果」と呼ばれるらしいですが「効く」と信じた心が病気を治したのです。ただし逆のことも起こり得るそうです。
『目隠しをして「あなたの腕に,かぶれるうるし液を塗りましたよ」と暗示をかけ,ただの水を塗ると赤くはれ,アレルギー反応が起こった。実際に水にかぶれたのではなく「心」が「体」に反応させて症状を発症させたのである。』
どうも,人間の身体は心の持ちようで良くも悪くもなるようです。
「若い」と思っている人は、全身の機能が若さを保つ方向にはたらきます。「老けた」と思っている人は,さらに老けていく,体の機能が老化の方向に作動するからだ,とも書かれていました。
勉強でもスポーツでも「成功する」と思うと成功するのだと思ったらどうでしょうか。自己暗示をかけるのです。それだけではだめですが,それに努力が加われば結果は出ると思いながら頑張ればいいと思います。
「失敗を話せば失敗が、成功を話せば成功がやってくる」これは誰か忘れましたが成功した人の言葉です。
「できない」から「できる」、「ネガティブ」から「ポジティブ」の方向へ心のスイッチを切り替えましょう。
Copyright(C) 桐光学院. All rights reserved.