2025/04/17
こんにちは。
今年度より,桐光学院はキャッチコピーを「令和の受験道場」としました。
「道場」というとどんなイメージがあるでしょう。道場は稽古場でもあり,指導も厳しく,厳しさを伴って鍛えられる場所で,指導者も厳しそうな感じ・・・。こんなイメージでしょう。
そこに敢えて「令和の」をつけました。「昭和の」だったら前述のイメージですが,今の時代は厳しさが前面にドーンと出るような時代ではありません。
生徒の個性を尊重しながら,目標(例えば志望校合格)に向けて一人一人に寄り添いながら指導していくイメージです。ただ,そこには「厳しさ」も時には必要になります。
「道場」はもともとは中国で「仏道」を修行する場所をひろく道場と言っていました。(中国では昔,全国の寺を道場とよんでいたようです。)日本では江戸期から「武道場」が次第に、「武」を略して「道場」と呼ぶことが一般的になったようです。
「何々道」という言葉になぞらえて「受験道」ととらえれば,そこには「志望校合格」の目的に向かっていく過程で「人生に必要なものを身につける」という目的もあると思います。それが「受験道」における修練ととらえることもできます。
「勉強」が嫌な事であっても将来や夢のために努力しなければならない。「忍耐力」「集中力」「自己管理力」「思考力」「読解力」…試練を乗り越えるために受験を通して身につけるべきことがあります。これは大人になって社会に出て行くときに必要な力です。
お預かりしたお子様に,学力だけでなく人間的な成長もサポートしていく場でありたい。桐光学院に「令和の受験道場」という名を加えたのは,学院長のこのような思いからです。
どうか,今後の桐光学院にご期待ください。
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