2025/04/13
こんにちは。
今まで私がシリーズ化してブログで新学期の「心得」を述べてきた内容は,主に学校でのことでした。今日は「桐光」における心構えとして記させていただきます。
桐光学院で皆さんが感じている印象にのひとつに,「宿題が多い」というのがあると思います。外でも桐光は「宿題が多い」というのが出回っているというのを聞いたことがあります。
我々桐光の教師は昔から「宿題」に関してはずっと続けています。それは我々の信念に基づいています。それは,
「演習なくして定着なし」という一言に尽きます。
桐光では通常授業の時間はすべての教科,週1回です。学校は,例えば英語ならば週4回あります。私たちはこのたった一コマの時間でポイントを絞り,わかりやすく教え定着するように演習をさせていきます。すべてをこ1コマに詰め込んでいますが,正直,足りません!もっと時間が欲しいです。特に,英語・数学など演習が重要な要素となる教科は演習時間は多ければ多いほど良いのです。
「どうすれば成果が出るか,プラスになるのか」という事を我々は常に考えなければいけません。せっかく授業で「理解した」と感じてもらっても,演習を経て定着しなければ,元に戻ってしまうのです。
授業を終え,できるだけ早い時間に演習を積む。早ければ早いほど定着します。「演習なくして定着なし。」理解から定着へと必ず結びつけるプロセスに「演習」が必要不可欠であるとの信念。これが毎回の「宿題を出す」ということなのです。個別を多く受けさせようと働きかけるのも,自習を推奨するのもひとつにはコレがあります。
本日記した「最後の心得」は毎回必ず桐光の先生の指示を守り,「宿題」を確実にやってきてください。ということです。
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