2025/02/08
こんにちは。
受験生たちに教鞭を振るのも,あとわずかの期間です。
さて,この仕事をし始めたずっと若いころ,先輩教師からからこのようなことを言われました。
「教師は常に次の五者たれ。」と言う言葉です。五者とは,…?
・学者たれ:教師自身が学び続けなさい。
・医者たれ:困っている子どもがいれば,どうすればより良くなるか見抜き,その「治療」をしなさい
・役者たれ:子どもの心に火をつけるために,演じなさい。「怒り」「喜び」を表現できなければいけない。
・易者たれ:「この子はこのままだと……」と,子どもの未来をみられるようになりなさい。適切な進路指導も。
・芸者たれ:子どもを楽しませなさい。
塾で教師としてやってきて,上の言葉は,常に頭をよぎります。これらの言葉には「深み」もあります。例えば,子供を楽しませる,とはどういうことか。笑えることやウケることを言うのではなく,塾で先生に教えてもらうのが楽しみだと思われるような教師になれ,という事だと理解しています。
今年もたくさんの生徒を教えさせていただきました。実践できたでしょうか?年度の終わりが来るたびにいつも自分を振り返る時期でもあります。
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