2024/12/07
こんにちは。
この時期,受験生の親御さんからご相談を受ける機会が多くなってきました。
我が子の大事な人生の節目を迎えるにあたり,保護者様の皆さまは例外なく,不安と期待の気持ちを抱えてお過ごしになられているというのが痛いほど伝わってきます。受験生の皆さんは,本当に感謝しなくてはいけませんね。
さて,学校でも来週から進路面談が始まっていきます。志望校が受験校になるかどうかの瀬戸際です。学校の先生方から内申点を伝えられ,何かしら志望校についてのコメントがあることでしょう。受験校に関して不安要素があれば,それを指摘されることもあるでしょう。あからさまに志望校に対して首を傾げられることもあるかもしれません。志望校に関して何かしら肯定的な言葉をもらえて「冬休み勉強頑張ってね。」というような言葉で面談が終われば無事終了,あとは勉強を頑張るだけです。
一方で,なかなか厳しい言葉をもらうケースもまれではありません。先生のネガティブな言葉に,とかくうつむいて黙り込んだりしてしまいがちですが,こんな時こそ毅然と自分の意思をしっかり伝えることです。「自分はどうしたいのか」を保護者様ではなく,受験生自らが自分の言葉で伝えることです。「この子は,これほど志望校への強い気持ちを持っていたのだ。」と先生に思わせるということも大事です。例えばの話ですが,志望校への不安を言い渡されてあきらめてしまい他の高校に志望を安易に変えてしまうとしましょう。そうしたら受験生にとって大切な冬休み,気が抜けてしまいます。だれもが必死に頑張っているときに勉強をしなかったら大変なことになります。志望校を変えようが受験はあるわけですから。
最終的な決定は年が明けてからでも構いません,掲げた目標に向かってまだまだ,突っ走る時期なのです。
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