2024/12/05
こんにちは。
中3生には自宅学習用のテキスト「入試テキスト」を今週から配布しています。
夏期,秋期は学調に向けた学習用。そして,入試に向けた学習用が「入試テキスト」です。桐光生としてこなす最後のテキストになります。(ただし1冊で終わるのではなく,夏のように次々に何冊ものテキストを用意しています。)
今回の入試テキストは5教科の分冊です。英数は,基礎,標準,発展というように3冊,理社は基礎,発展と2冊に別れています。
このテキストで入試レベルの問題に対応できる力を養うのがこれからの3か月間です。(私立単願は2か月)効率よく成果を見込める勉強をしなければなりません。成果を見込める勉強とはいいかえれば「テストで得点をとる勉強」です。
入試の過去問を解くのが一番ですが,レベルの高い入試問題を解くにはある程度の実力が必要です。時間もかかります。今までやっとの思いでテキストを締め切り間近に仕上げるような勉強をやっていては成果は見込めません。こなせばいいというものではなく,じっくりと腰を据えて問題に向き合い,出来ない問題には粘り強く対応していかなければ成果は見込めません。わからない問題をできるように追求していけば,勉強に費やす時間は今まで以上に必要になってくるはずです。
また勉強のポイントは伸びしろのある教科に取り組むことです。得点が取れるようになった教科,得意な教科に時間をかけるのではなく,苦手で得点が取れない分野,つまりこれから強化することで大幅に得点を伸ばしていけるところに取り組む,これが「伸びしろ」です。それがどこなのか。あるいは同じ教科の中でも理解が浅い「分野」があればそれも「伸びしろです」。「伸びしろを伸ばす」がここからの原則です。
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