2024/11/30
こんにちは。
学調も終了して,中3生はほっと一息といったところでしょう。お疲れ様です,とねぎらいたいところはありますが,運命の12月がはじまります。
受験はまず受かるかどうかのまえに,行きたいところに受けれるのか,という命題があります。その答えが出るのが12月からのこの時期です。進路指導の面談を経て,受験校が決まると受験生の今後の歩み方も違ってきます。私立単願,第1志望公立・私立併願,裁量枠,…生徒によっても分かれてきます。
ただ,受験校が決まれば,あとは受験当日の学力考査に向けて一直線に頑張るのみです。当然ながら勉強法もいままでと同じではいけません。入試のレベルの問題を解いていどれほど得点ができるか,というところが大切になるので,今までに付けた力を,得点力に昇華できるような勉強ができるかどうか,です。
一番良いのは入試問題を解くことです。そのあと「できる」「出来ない」,をしっかりと「仕分ける」。出来るものはできるのでもうやらなくてよい。できない所を徹底追求していくことこそ今後の勉強の肝となります。本部校の生徒を見ていても,今の生徒たちの勉強の方法で気になる点が二点あります。
①「できる」と「出来ない」その「仕分け」を意識しているだろうかということ。
②「出来ない」ところがしっかりと解決されているのだろうかというところ。
以上が私の心配です。
①に関して言えば植原先生が指示している「ノート」の存在はとても大切です。今後もここにしっかりと弱点を集約することで「できない」をところを「できる」にしていくことがこれから効力を発揮すると思います。
②質問をもっとする事。教師への質問の場面がまだまだ少ない。自分で解決できているのであればそれでよいが,入試問題ともなればそんなに簡単に解決できるものばかりがあるわけではない,そう考えるとまだうやむやにしているのではないかと懸念されます。
以上,12月の勉強に向けた私の考えを示しておきました。
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