最終ステップ　　杉村

　こんにちは。

　我々，桐光学院の「ストロングポイント」（強味）ともいうべき，売りのひとつ，それは「定期テスト対策」です。

　こまめにすべての教科の過去問の情報を毎年，教科ごとに収集していて整理しています。これだけでもかなり大変です。ところがそれがあるおかげで毎年，毎回のテストでその情報源をたよりに，生徒にいろいろなパターンの問題をやらせています。

　今回，東部中，中1，中2を対象に実技教科（技能教科）の対策をしました。「究極の9教科対策」と打ち出していますが，これも実は過去問を使用しています。

　学校の先生方の作る問題は先生により様々です。中にはかなり個性的な問題やマニアックな問題を作る方もいらっしゃいます。完全に教師の自己満足で，解く生徒のことを考えていないのではないか？と思ってしまうような問題もあります。テスト結果で成績が決まるのですから，生徒にとって勉強した成果がストレートに結果に表れやすいテストを作るべきだと思います。かなり頑張って勉強した生徒でも結果が出ないような問題では生徒がかわいそうです。

　…それはさておき，いろいろな「過去問を」解くことで弱点をしっかり補強すれば，得点力のアップができます。テストが近づく直前の1週間はこのような勉強を中心に勉強すべきです。課題などに追われて直前までそれが完成していない生徒が得点を上げられない最大の原因はこの「最終ステップ」ともいうべき仕上げの段階がつくれていないからです。英語ではズバトコ終了者に過去問を渡しています。終了していない生徒には渡しません。英語のズバトコは知識の確認を目的としています。知識がない生徒には実践的な演習はできないからです。少なくとも明日日曜日中には過去問に切り替えてください。