本部校ブログ

2024/11/03

大谷ロス  杉村

こんにちは。

ワールドシリースが終わってしまい,いわゆる「大谷ロス」の状態になってしまいました。

先日,テレビで大谷について話していた,あるコメンテーターの話に感動しました。

大谷選手がドジャースに入った当初,チーム内には,多額の金額で入ってきた彼を疑いの目で見ていた選手が少なからずいたようです。「日本から来たこの選手が,本当にこれほど多額の移籍金を払うほどの才能がある男なのか?」と。

ところが,シーズンが始まる前から,来る日も来る日も誰よりも早く球場入りして,ひたすら練習している大谷選手,自分のルーティ―ン・ワークを愚直にこなしている大谷選手をその選手たちはずっと見ていました。その後,シーズンが始まると大谷選手にもすばらしい記録が出始めたのです。

疑いの目で見ていた選手たちは気づきました。このとてつもない日本人の価値は「才能」ではなく「努力」だと。それだけでなく,人柄もすこぶる良い。誰もが彼のことを好きになり,日々がんばる大谷選手とその人間性に感化され,自分たちも負けずに練習するようになりました。彼の向上心に影響され,チームの皆が努力する,そのような球団になりました。それが世界一になった「ドジャース」なのです。

一人の日本人の行動が,チーム内の選手の気持ちと行動を変え,それらが絆となり素晴らしいチームワークも生まれました。

ロスにはなりましたが,素晴らしい記録と記憶,そしてこんな素晴らしい逸話までありがとう!と言いたい気分です。桐光の校舎でも,上と同じようなことが起こりうるだろうし,また起こればよいな,と思いました。

 

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