2024/11/01
こんにちは。
毎年,私立高校では我々塾業者に対して中学・高校入試に関しての「説明会」を開催しています。
本日,私は「浜松学院高校」に行って説明を聞いてまいりました。ちなみに「浜松学院高校」は来年度から「浜松学院興誠高校」に名称が変更になります。
私立高校は,各高校が独自のカリキュラムをつくりあげ,公立高校との差別化をはかっています。また,例外なく「英語教育」にも力を入れています。公立高校ではできない独自の指導と,指導の手厚さを売りにしてきたのが,ここにきて定員以上の入学者を獲得するなど私立人気を裏付ける形となっています。カリキュラムだけでなく,進学や就職の実績も上げてきています。
公立高校のすべてではありませんが,一部「店員割れ」の現象が起こるのもこの私立高校の台頭が裏にあるのでしょう。
この地域では,私が少年期の頃以前から長い間「公立高校に落ちた子が私立に行く」というような感じで長い間来ていましたが,徐々にその流れも変わってきているという感は否めません。「公立志向」ではなく初めから私立の教育に魅力を感じて初めから私立を目指すという生徒の割合はさらに増えるのではないかと思います。また,「私立はお金がかかる」というイメージも「減免制度の拡充」で負担感が減ってきているのも私立高校の人気を後押ししています。
ただ,どこの高校も求めているのは「優秀な生徒」であり,学業に頑張る生徒であることに変わりはありません。私立高校の方がラク,というのはあてはまりません。むしろその逆で私立の方が管理が行き届いているので厳しいと考える方が妥当でしょう。
(参考資料)静岡県私学協会
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