2024/10/27
こんにちは。
昨日,「中3標準模試」が実施されました。今回が三回目の実施となります。受験生の学力アップにおいて「模試」はとても大切な学習ツールです。
単元ごとの得点や偏差値を分析することで自分の弱点と強みが浮き上がっていきます。科目ごとの結果を照らし合わせると、得意な科目と苦手な科目が明確にわかります。模試は自分の強みと弱点を把握する絶好の機会なのです。
弱点は、誰もが目をそむけたくなることがあります。しかしながらそれは逆です。弱点はつまり「伸びしろ」です。これを攻略すればグンと点数アップを狙うことができます。
この「伸びしろ」の部分をあぶり出し、徹底的に鍛える。「伸びしろ」のある科目は何か,単元は何か?そこを考えるのです。これからは時間も貴重になります。やみくもに勉強するのではなく,弱点を攻める勉強をする事で伸びしろが徐々に埋まってきます。勉強の成果が確実に結果に結び付けていかなければなりません。
模試は結果が出るまでには時間はかかりますが,そこから始めるのではなく,終わった後に解き直しをすぐやってください。模試後3日以内にやることです。
その他,例えば「弱点ノート」をつくり,間違えた問題やポイントを書き出すのもいいでしょう。受験したときに、「全く解けなかった」「全然手ごたえがなかった」という問題はありませんでしたか。それをこのノートに書き出してやってみるのです。あるいは自分の弱点や間違えやすいポイントや間違えた原因をみつけて目立つように記しておく。書けなかった英作文は書きだして覚えてしまう。それを書きだしておいて,後にできるかやってみることで知識は確実なものになります。これをやっておけば「自分だけの参考書」ともいうべきものができあがります。受験直前にはとても役に立つでしょう。
「伸びしろ」をたくさん見つければそれだけ得点アップの余地が多いということになります。できない所が多くて自信を失っていても何も始まりません。できない所は自分の伸びしろだと思うところから行動に移すことです。
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