本部校ブログ

2024/10/24

運動による学習効果  杉村

 こんにちは。

 我々の仕事は毎日ずっと立って授業を続けているので,体力もいる仕事です。授業前はパソコンの前に座っている状態が多いです。そんな生活を続けていた数年前のある日から毎日,「身体がしんどいな・・・」と感じるようになりました。加齢による体の衰えもあったのでしょう。かかりつけの医師から「体重を落とすように」と言われて,筋トレを始めました。ここ数年は,ずっと軽めの有酸素運動と筋トレを継続して行っています。

 積み重ねというのは効果を生むものですね。体重も減り,現在は適度な体重となり,「体脂肪率」も下がり,体も軽くなりました。数時間の授業などはへっちゃらです。足腰のトレーニングも行っているのでずっと立っていても耐えられるようになってきました。「老いに抗う」行動がここにきて功を奏しています。

 現在いろいろなところで「筋トレ」の効果なども語られているので,中高年だけではなく,若者のあいだでも「筋トレ」が流行っているようです。

 さて,日々の勉強でもずっと机の前に座っている状態が続くといくつか身体に弊害が生まれます。中学生であろうと,ずっと座っていると肩や腰などが凝ってしまい,疲れが溜まってきます。ある程度の時間が経つとどうしても集中力が失われてしまいます。疲れと集中力の欠如で勉強中に眠気を感じてしまうことにもなります。これは仕事をしている大人でも同じです。

 学習を始める前に軽い筋トレを行うことで、集中力を高め、効果的な学習が期待できるようです。以下引用です。「①集中力を高める筋トレの効果:学習前に筋トレを行うことで、脳に適度な刺激が加わり、集中力が向上します。軽い運動は、エンドルフィンの分泌を促し、ストレスを軽減しつつ、精神をリフレッシュさせる効果があります。これにより、学習に取り組む際の集中力が増し、効率的に勉強を進めることが可能になります。」

 例えば、ダンベルなどを使ってやる筋トレでなくとも椅子に座ったままできる脚のストレッチや、肩を回す運動など軽い運動の内容は動画など検索してみればいくらでも出てきます。30分くらい軽くジョギングするのも良いという事です。

 脳のパフォーマンスを最大限に引き出し、学習の質を高められるということであれば,学習の合間にスマホをいじるよりは段違いに効果的だと思います。

 

 

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