本部校ブログ

2024/10/16

見えない敵を意識せよ。   杉村

こんにちは。
今週末(10月18日か19日)には10月初旬に行われた中3第2回標準模試の個人別の成績表と採点済みの答案を返却し
出来るかと思います。

前回の第1回の模試実施は中3生が部活から解放されて後,受験生として勉強を始めた時期です。そこから受験生になって約2か月間の勉強の成果が問われるのが今回の2回目の模試です。これを踏まえて今回の成績表を見てほしいと思います。

5教科合計得点による偏差値が1回目から2回目へとどう推移しているのか,かが最大のポイントです。

前回の模試を受験した生徒たちのほとんどが今回の2回目の模試も受けていると考えられます。受験者全員がこの2か月間努力して学力を向上させていると考えれば,偏差値がアップした生徒は周りの他の生徒の伸びよりも自分が伸
びている,一方で下がった生徒は周りの生徒よりも伸びがない,ということになります。下がった生徒でその下がり幅が大きい生徒は大いに反省しなければならない結果であることは言うまでもありません。

 受験は競争である以上,常に他人を意識しなくてはなりません。学校や塾などで机を並べている友達やクラスメート,学校の仲間といった「見える敵」しか意識していないという状態に陥ってはいないでしょうか。学校や塾以外に,自分の知らぬところで圧倒的な努力を積み重ねているライバルたちが確かにいるということを意識するべきでしょう。「見えない敵」のなかには圧倒的な努力を重ねている生徒つまりがいるのです。受験当日はそういう敵と机を並べて競争することになります。

今自分よりも偏差値が下の生徒でも必ず這い上がってくる人がいます。今自分が気を抜けば自分はさらに下がっていきます。ここからはテストごとに順位が常に変わってきます。いろいろなところで大逆転劇が起こるのです。

模試は受験生としてまたとない自分を客観的に見つめ直す良い機会となります。志望校判定,教科別での分析,そのような自分の結果だけでなく,常に自分のライバルに勝つにはどうしたらいいかを考え,自分を鼓舞していってほしいと思います。

 

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