受験に向けた練習　　杉村

　こんにちは。

　今は，中1生，中2生にとっても，「新人戦」だとか，「体育大会の練習」などいろいろある中で，いよいよ本来の「学業」に向けて頑張る時期となりました。中学生の本分は「学業」なのです。それを忘れてはなりません。

　受験生だけでなく，塾生全員が定期テストに向けて頑張れるよう，授業でも日々熱く語っています。特に中1・中2生には，「定期テストは受験の練習」だと伝えています。

　定期テストに向けて準備する姿勢が，実は受験に必要なあらゆる精神的な要素を培う訓練につながります。

　例えば自習に来ている生徒を見ていると，様々な生徒がいます。わりとすぐにスイッチが入り集中できている生徒，それが途切れない生徒。集中のスイッチも入りにくくすぐに途切れてしまう生徒。学校の提出物を当然のことですがきっちり終わらせていける生徒。一方で提出さえままならない，いつも間際になって終わらず焦る生徒。様々です。

　受験生として必要な要素は学力の他にもあります。それは自己管理能力です。人生初の受験という荒波にたち向かっていけるかどうか，は，学力以外のさまざまな力が実は大きかったりします。中1，中2の間にそれを養っておくことが大切です。これはテスト前の取り組みで身についていくものです。学力は勉強すれば身に付きます。自己管理能力は意識してつけていかないと身に着くことはありません。またこの能力は子供たちが社会に出た時にも大切な力となります。

　「定期テストの勉強」はまさに「受験に向けての練習」。桐光ではこの考え方のもと，受験生になる前の中1・中2の生徒がしっかりと学業に向き合っていけるように指導します。