2024/09/02
こんにちは。
保護者様からのラインを拝見していると,ご家庭で「必死に勉強している」とか,「どこに行くにも勉強道具を持ち歩いている」など,最近になってこのようなラインを見る機会が増えました。ご家庭で生徒たちが頑張っている様子を書いていただいてご家庭でも頑張っている様子をみると私たちもうれしいものです。
以前,「北風と太陽」の童話の話をこのブログで書きました。「道を歩いている旅人の上着を脱がせた方が勝ち」という「北風」と「太陽」の勝負の話です。力いっぱい冷たい風を吹いて上着を吹き飛ばそうとするのは「北風」。しかし旅人は寒さにぶるぶると震え、上着をしっかりと押さえてしまい、脱がせることはできませんでした。
「太陽」は優しいあたたかさで旅人を照らし続けます。だんだん日差しを強くしていくと、旅人はあまりの暑さに上着を脱ぎはじめました。手っ取り早く力まかせな手段をとった北風よりも,ゆっくりと気長に着実な方法を選んだ太
陽が強いという教訓話です。
旅人が生徒だとすると「生徒」に「働きかけて」勉強させるために,私たちは教師陣は自主的に勉強させる気にするために「太陽」になるのが理想です。我々は時に「北風」のような即効性をもとめて力で強く出ることもあります。自主性に任せていたらやらない生徒もいます。心が変わるのを気長に待っていられない場合もあります。
やらされているのだという意識で勉強をやっている生徒が自分の意思で自主的に勉強するようにならねば真の意味での学力はついていかない。9月から下半期がスタートします。生徒にそれに気づいてもらい,行動を変えてもらうために,あらためて生徒に日々「風」と太陽の「光」をあて続けていきます。
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