本部校ブログ

2024/06/21

テストの振り返り  杉村

 こんにちは。

 期末テストの感想を聞いています。テストについて,「難しかった」という声が聞かれますが,その「難しい」の正体をつかむことも必要です。

 例えば,テストの問題すべてが難しいという事は絶対にありません。私はテストを作成するとき,7~8割の生徒ができるであろう基本的な問題,5割ほどの生徒ができる問題,そして3割ほどの生徒しかできない難問,などと問題の難易度レベルを定め,それぞれのレベルの問題数を割り振り配点のバランスを決めてつくります。最後に総合的にプロデュースするとき,平均点を予想し,また得点によるちらばりも考えながら作ります。極端に点数が低い生徒が多く出ないようにしたり,だれしも得点が取れてしまうような問題だったらバランスを調整します。

 これらの問題レベルの割合のバランスがテスト全体の印象を決め,生徒たちの「難しかった」という印象につながります。まずは,難問はさておき,基礎レベルの問題ができているかどうかをチェックするべきです。

 テスト結果も,自分の得点だけで良しあしを判断するのではなく,全体の中で自分はどうだったかという観点で判断するべきです。得点が仮に低いとしても,全体的に平均点が可能性もありますね。定期テストは学年の同じメンバーが受験するわけですから前回との比較も含めて,順位が出た段階で今回のテストの自分の頑張り度を判断してほしいと思います。例えば東部中の学年人数で言えば,仮に20番ほど順位が上がったとすると,かなりのアップと考えて良いいと思います。

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