やればできる　　杉村

　こんにちは。

　桐光学院の各校舎の玄関にずっと前から掲げられている武者小路実篤の詩「やればできる」をみたことはあると思いますが，この時期もういちど読んで，その言葉をかみしめてみるのもよいでしょう。生徒のみならず私たち教師も心にとめてもらいたいということで，学院長鈴木が自ら選んだものです。

「やればできる　」 武者小路実篤
　

できるできる
真剣になれば できる
できないと思えば できない
できると思えば できる
どこまでも 積極的に
できることは できると信じ
永遠に自分は 進歩したい
できる できる
かならず できる

 

　この詩は，逆に解釈すれば「やらなきゃ出来るようにはならない」という事もいえると思います。「出来ない」を嘆いていても，何も前には進みません。自分はできると強く念じて，ただひたすら努力してみる，ということが大切なような気がします。その結果，成果が出たとしたら，今まで味わったことのない喜びを感じることができるはずです。そして，その「成功体験」により，次は「やればできる」とう言葉が大きな自信に裏付けられたものになり心に深く根付くでしょう。

 
　テスト前，ぜひこの言葉を心に留めて勉強してみようではありませんか。